コミュニケーションを交わしてお互いの親睦を深める懇親会は、社会人になると日常茶飯事。
せっかくの機会ですから話してみたかった方やお会いしたことが無かった方と接し、会話や意見交換で刺激を受けたいところ。
人脈づくりにはもってこいの場で、ビジネスの視野も広がるのではないでしょうか。
しかし、中には人が集まる懇親会などのイベントを避けている人がいることも確かです。
コミュニケーションの場には面白い話が多く、新しい取り組みも見えてくるかもしれませんよ。
今回は懇親会をビジネス目線で楽しむ方法をご紹介します。
目的を事前に決めておく
懇親会に参加できない人は、モチベーションが弱いのかもしれません。
ただ漫然と「何か」を求めていては、懇親会直前にモチベーションが一気に低下してしまうでしょう。
しかし、目の前のビジネスチャンスを逃す手はありません。事前に心の準備を済ましておきましょう。
懇親会の目的や目標を設定しておく必要があります。
「5人と話す」でも良いですし、「名刺を10枚交換する」でも構いません。
実現が容易ではないけれど難しすぎることもない、適切な目標を設定しましょう。
話題の準備
懇親会でのトークをビジネスにつなげるためには「この人と仕事がしたい」と思わせるほどの会話力と説得力を有していなければなりません。
会話力は一朝一夕では身に付きませんが、ある程度の説得力は下調べの有無でも大きく変わることでしょう。
特に自分たちの業務にも影響を与えかねないニュースのチェックは
不可欠。
現在の流行りや時事は誰もが興味を持っていて、話題に上げやすいテーマですが、鮮度が落ちやすいので常に新しい情報を身に着けておかなければなりません。
著名人との接し方
一口に懇親会といっても、その内容は全く異なります。
中にはテレビや雑誌でしか見たことがない著名人や、自分にとっての憧れの人と遭遇することがあるかもしれません。
こういった方々とお会いする時に、多くの人が気後れしてしまいます。
相手への思いが強ければ強いほど接する時の緊張度は増すので、仕方ない部分でもありますが、せっかくの懇親会をカチカチのまま過ごしていては勿体ないのではないでしょうか。
だからといってフランク過ぎるのもNG。
「この人と関係性を築いて、これからのビジネスに役立てよう」なんて前提では良質なコミュニケーションは難しいでしょうし、何よりも相手に失礼です。
普通に接しましょう。
著名人とではなく、参加者の一人と考えて会話を楽しんでください。
相手に「一緒にお仕事をしたい」と思ってもらうためには自己の魅力をアピールする必要があります。
懇親会の間だけという短い時間ではありますが、その間の会話を濃厚にすることがビジネスチャンスを拡大する秘訣だとお考えください。