学生の飲み会では「値段の安さ」という項目さえ満たしていれば問題ない場合が多く、幹事としてもすぐに店選びを終わらせることが出来ると思います。
しかし、社会人となると年齢の近い人ばかりが参加するわけではないので、年配の上司が喜ぶように安さ以外の要素も重視しなければなりま
せん。
今回は幹事が覚えておきたい「上司から高評価を受ける店選びのポイント」をお教えします。
上司の年齢に合わせた食事、お酒
パーティー会場を決めるのは幹事の最重要ミッションです。
年齢を重ねると、肉料理や揚げ物は厳しくなっていくもの。
欧米食を基本とした居酒屋は上司に喜んでもらえるお店だとは言いづらいでしょう。
年配の上司となると脂肪や内臓に不安を抱えている場合が多いので、店選びも配慮が大切
です。
メインメニューに和食を扱っている店舗を選ぶと上司ウケが良くなります。比較的ヘルシーな料理が多いので、年配の方でも安心です。
また、ドリンクが豊富にある居酒屋が理想的で、上司の嗜好に合わせて店選びをしてくだ
さい。
日本酒好き、焼酎好き、ワイン好きなど嗜好は十人十色ですので、日頃のリサーチも幹事の仕事の内だと考えておきましょう。
テレビ付きの店舗
上司の料理やお酒の嗜好をチェックすることは幹事の基本。
さらに多くの情報を調べておくとより良い飲み会を開催するコツです。
特に野球好きの上司に喜んで頂けるのがテレビを置いているお店。
飲み会に行くとなると時間帯的に野球観戦を諦めなければならないものですが、テレビが閲覧できるのであれば話は別。
会話のネタにもなるので、部下や後輩にとってもメリットのある店選びだと言えるでしょう。
落ち着いている居酒屋がベター
安さを一番に考えると、学生や若い会社員が多くいて、ガヤガヤしているもの。
騒がしいお店は往々にして上司ウケが良くありません。
落ち着いた雰囲気が漂う店舗がオススメです。
チェーン店は特に該当しやすいので出来るだけ避け、個人経営の居酒屋を探しましょう。
しっとりした雰囲気で、上司の有難いお話に耳を傾けるのが社会人の飲み会ですから、店選びもそのことを念頭に置いてください。
交通の便が良い立地
朝までの飲み会は若い年代の特権で、年配の上司からすると、どれだけ遅くとも終電までには帰路に就きたいものです。
しかし、閉店時間が遅いお店だと、気づいた時には終電を逃していたなんてことも考えられます。
幹事はタイムキーパーとして時間を把握する必要がありますが、不安な方は11時閉店など、早い時間に営業を終了する店舗を選ぶと良いでしょう。
また、入り組んだ場所にあると駅に向かうまでに迷ってしまうかもしれません。
同じ駅ならばともかく、駅が異なり複数に分かれなければならない時には注意が必要です。
「道が分かり易いこと」は意外に重要なポイントとなります。
幹事は手間が多く、極力避けたいと思っている方が多いですが、責務を全うすれば上司から一目置かれる存在になることが可能です。
今回のポイントをおさえて、参加者全員が笑顔で終われる飲み会にしてください。