歓送迎会は新たな出会いと、お世話になった方との別れにもなる大切な場ですので、出来る限り良い催しにしたいもの
ですよね。
歓送迎会を良くも悪くもするのがスピーチです。
特に幹事や上司などのスピーチは重要になり、スピーチ次第で場の雰囲気はかなり変わります。
そこで歓送迎会のスピーチの必勝法となるポイントを紹介していきます。
スピーチの下準備は入念に
まず準備なしの即興スピーチは絶対にやめましょう。
スピーチに自信があったとしても、即興で対応するのはどんな方でも
難しいもの。
慣れていない方であれば入念な下準備が大切です。
ポイントとして、まず話す内容の整理。
誰を歓迎、送迎する会で、誰が主役かを考慮した上で内容を
考えましょう。
例えば新入社員の歓迎会であれば主役は勿論新入社員です。
「私達の会社、部署はこういうところです」「一緒に頑張ってきましょう」など新入社員にスポットを当てたスピーチとするのが良いでしょう。
「私が新入社員であった頃は~」と自分の考えも混ぜたり、少しジョークなど笑いを取り入れても話に色が付きますが、
余りに長くなったりズレた話となるのも良くはないので、バランスを考えて構成を練ると良いでしょう。
伝えるべき内容7、余談3くらいのバランスが良いです。
スピーチ時間の目安としては立場などにもよりますが5分前後が良いでしょう。
また司会進行が別にいる場合は、司会や幹事の方とスピーチをするタイミングの打ち合わせも事前にしておくと良いです。
スピーチをする際のポイント
実際にスピーチをする際のポイントとしては、まずはハッキリと大きな声で話すこと。
歓送迎会は飲み屋などでワイワイ行われる事が多いですので、小さな声でボソボソと話しているとスピーチが通りません。
自身がない方はこちらも事前に練習しておくと良いでしょう。
声はやや低めの説得力のあるトーンにした方が良いです。
歓送迎会はお酒でも飲みながらワイワイ、多少ルーズにという事が多いですが、スピーチはその催しの意義を伝える
大切な時間。
切り替えて説得力のあるしっかりとしたトーンで話してください。
加えて表情を付けたり、言葉を捧げる相手の顔をよく見て話すのもポイントになります。
どんなに良いスピーチであっても無表情であったり、下を向いている、上司や主役とはまったく関係のない人の方ばかりみて
話しているなどですと、違和感があり印象が悪くなります。
スピーチでやってはいけないこと
スピーチで一番やってはいけないのは、嫌々話したり、適当に終わらせようとする姿勢です。
例え話が上手くなくても、緊張してしまっても内容をしっかりと考え、真剣に伝えようとする姿勢のスピーチであればそれは
それでOKです。
逆に、嫌々で早く終わらせようとするスピーチ、全く内容のないスピーチ、内容はしっかりしていてもまるで熱意が入っていない様なスピーチはかなり悪印象です。
こういった部分は意識しなくても伝わってしまうことがありますので、スピーチをする際は、まずは真剣に誠意を持って取り組む事が最も大切なポイントとなります。