懐かしい故郷に思いを寄せて……同郷会を盛り上げるコツ


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年末が近づくと、忘年会などのパーティーが増えますが、パーティーの種類のひとつに「同郷会」というものがあります。
故郷を遠く離れた土地で同郷の士が集まるパーティーで、友人、知人のネットワークでつながっていることがほとんどです。

しかし、改めて「同郷会」として場を設定すると、普段の飲み会などには顔を出さないメンバーまで集まるもので、お互いに名前も知らない状態で顔を突き合わせるようなシーンも少なくありません。

同郷のよしみとはいえ他人は他人ですから、スピーディーに参加者が親交を深め、会場の空気を盛り上げるためにはそれなりの工夫が必要になるでしょう。

同郷会を盛り上げるコツをご紹介します。

空気を和らげる同郷会の工夫

パーティーの演出は、集まるメンバーに反り沿って考案しなければ意味を成しません。
同郷会の場合は、参加者それぞれをつなぐのが「同郷」であることです。

そこで、地元ならではの話題や、故郷から離れた土地では手に入りにくい名産品などを取り揃えて会話が途切れないように配慮しましょう。

立食であるならば、会場のどこからでも見える場所にポスターなどを張り出して、今何が郷里で注目されているのかという情報を提供する方法がおすすめです。
テーブル着席型の場合には、それぞれのテーブルに話題に出来るアイテムを設置します。

同郷会におすすめのゲーム

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さりげなく用意した話題では場が持たなくなるケースもあります。
参加者の顔ぶれからそのような事態が予測される時には、空気を伺うよりも前もってゲームをパーティーのタイムテーブルに組み込んでいくといいでしょう。
同郷会で盛り上がりやすいゲームは「故郷クイズ」です。

同郷会の特性を考えるならば、故郷クイズが最も用意しやすく、また、参加のハードルも低いはずです。

より企画を盛り上げるコツとして、正解者の上位3名分の景品を用意するなどの付加価値を加えることをおすすめします。
これはどんなゲームにも言えることです。ただパーティーで飲食し、同郷の気安さを楽しむだけでは取り立てて個性のない集まりになりかねません。
参加者と競い、時には協力し合って企画を乗りこなし、その成果として景品を獲得すれば達成感を味わえます。
景品そのものは豪華なものでなくていいのです。

こうしたパーティー内のイベントを用意しておけば、参加者同士のコミュニケーションの機会が増えて打ち解けやすくなるでしょう。

多くの種類があるパーティーの中でも同郷会は特殊です。
今回ご紹介した内容は比較的カジュアルなケースで、たとえば県人会を通じた集まりなどの場合はより公式の場としての準備が求められます。

ただし、その場合でもビンゴなどの万人受けするゲームであれば有効性は変わりませんので、基本方針としてこれらのコツを認識しておくことは無駄にならないはずです。

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